さてこのように大きなレバレッジ効果が期待できるFXはたちまち人気の的となり、これまで投資などには縁がないと考えていた主婦たちも巻き込んでFX熱は一気に加速します。ちなみにレバレッジ効果と言うのは特にFXの取引きに限定されたものではありません。

信用取引などでもレバレッジを効かすことは可能ですが、信用取引でレバレッジを駆使する場合はせいぜい3倍程度、その点FX取引きでは何百倍と言うレバレッジが可能ですから、旨味や魅力は信用取引の比ではありません。

しかもブームが加熱するに従ってFX業者は次々と増え、当然のごとくサービス合戦が繰り広げられ始めました。口座開設費用や維持費用が無料なのは当たり前で、口座を開く際にキャッシュバックなどのキャンペーンを行うこともごく普通のこととなりました。

またFXの取引きを行う際には非常に重要となる手数料にいたっても無料にする業者が増え、スプレッドと呼ばれる通貨の売買の際の差額(これは実質的にはFX業者の手数料となります)も急速に狭められて行きました。FX市場がやっと日本でも定着し、成熟し始めていたのです。

またこうしたさなか、日本人の専業主婦がFXによって数億円もの資産を稼いだ例なども紹介されるに至っては、日本の主婦層の間にFXは急速に浸透し始めました。

個人での取引きの規模は少ないものの総量として捉えた場合には、為替相場に影響を与えるほどにまで成長した。こうした日本の主婦を中心としたFXの勢力は海外の為替マーケットでは「ミセス・ワタナベ」と名付けられるまでになりました。

一例としては、世界で最も信頼される経済情報の配信サービス会社であるブルームバーグでさえ「ミセス・ワタナベ」の影響力の大きさを無視できないとさえ明言していたほどです。


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