金融庁によるFXのレバレッジ規制による弊害はまだまだたくさんの懸念材料があります。
これまで日本のFX業界では、一般の市民まで巻き込んでブームとまでなった勢いを追い風に、全国で約130社ものFX業者が活動していると言われます。

ここ数年のFXブームの中で各FX業者では様々な口座開設時のキャンペーンや、スプレッドの見直し、手数料の無料化などでしのぎを削り生き残りを図ってきました。

しかしここでFXのレバレッジ規制をはじめ、顧客から預かった証拠金のすべてを信託銀行に預けること、またロスカットルールの徹底と遵守など冷や水を浴びせられっぱなしのFX業界の中には生き残るために、せっかくいったんは無料とした手数料を有料に戻したり、スプレッド幅を大きく見直さざるを得ない業者が次々と出てくることでしょう。

高いレバレッジの楽しみも奪われ、手数料は有料、スプレッドは大きく、また証拠金は以前の何倍もの資金を用意することが求められる、果たしてそれで新たなFXのファンを育てて行くことが可能なのでしょうか。

FXという取引きはまだまだマーケットとして充実するべき端緒についたばかりであってこれからいよいよ充実していくものと考えられていました。そもそもリスクも高く、株取引などに比べると税制上も不利なFXを金融商品として育てるには業者の大きな努力や投資家に対する教育や地道な広報活動、また利用者の口コミや情報などの積み重ねが不可欠であったと言えます。

このような準備期間を経てやっと花開いたFXと言う庶民の夢に水をさすような金融庁のレバレッジ規制はどう善意に解釈しても説明不十分なものが残り、後味の悪い感じが拭えません。


Copyright © FXのレバレッジ規制ってどうなの?. All rights reserved